ナマケモノの飛行訓練

記憶のすべてがかすんでみえる。うろ覚えでつづるひこうくんれん。

アリータ、ガリィ、バトルエンジェル。いいんです。

 先日、「アリータ:バトル・エンジェル」 という映画を観てきました。

 

www.foxmovies-jp.com

  この映画は「銃夢」という漫画が原作で、わたしもけっこうかなりなかなかメチャクチャすきな漫画なので、ものすごいワクワクがとまりませんでした。

 ストーリーは、原作と比べるとあんまり深みみたいなものはなく完全にバトルアニメでしたが、原作ファン(ニワカ)のわたしからしてみれば、主人公アリータ、というかガリィが画面いっぱいに暴れまわる姿を観れただけでほっぺたがパンパンになってつり目になるほどに興奮いたしました。

 

 それで、家へ帰ってもワクワクが止まらないのでガリィを描きました。ええ、またイラストです。前回なにか物語を書きたいとかいっていたのに、結局イラストです。いいんです。わたしたぶん文章を紡げるような気分ではないのです。無論、才能もないのです。いいんです。

 

**********

 

♯ 1−1 

f:id:flightsloth:20190305114002j:plain

  まず下描き。今回も恒例(?)となりました。制作過程を載せていきたいとおもいます。今まではadobe illustratorイラレ)というソフトでの制作なのですがいまはipadでのラクガキに目下どハマまり中なので手描きです。手描きの制作過程を晒すのは今回がはじめてかとおもいます。

 

♯ 1−2

f:id:flightsloth:20190305114022j:plain

 普段は絵を描くにあたって、レイヤーというものは一切使わないのですけれど、制作過程を晒すにあたって、レイヤーに分けて取っておきました。

 ちなみにレイヤーというのは、トレース紙みたいなものと考えていただければわかりやすいかとおもいます。トレース紙を何度も重ねて描いているという感じかな。

 メチャクチャ上手なひとなどは、髪の毛とか服とか眼とかをレイヤーで分けて描いたりしていますけど、わたしはしません。できません。管理ができません。というかこうして下描きを重ねて描くことすらほとんどしません。面倒なので。でもいいんです。

 

♯ 1−3

f:id:flightsloth:20190305114039j:plain

  背景をざらっと。色とか完全にフィーリングです。ガリィの機甲術(パンツァークンスト)感がうまく表現できればいいなぁ、という希望的観測のもとに進めます。

 

♯ 1−4

f:id:flightsloth:20190305114052j:plain

  このあたりがいちばん不安な時期です。描けるかなぁ、とか、色塗るの面倒くさいなぁ、とか、そんな葛藤と戦っています。

♯ 1−5

f:id:flightsloth:20190305114108j:plain

  ところで、映画アリータ、原作の銃夢というタイトルはともかく、なぜ主人公の名前を変えたのでしょうか。もちろん洋画などで主人公の名前が原作と違うということは珍しいことではないのですが、ガリィでもヨーコでもなく、アリータにしたのはどういう経緯だったのでしょうかね。不確かな記憶では原作でもアリタと呼ばれているエピソードもあるようでしたけれど、英語圏では「アリータ」が語感的にクールだったのでしょうかね。ちなみに副題の「殺戮の天使」も「バトル・エンジェル」になってますね。これはさすがに少女が殺戮なんて好ましくないでしょうね。あ、でも原作でバトル・エンジェルっていってたかなぁ。まあいいや。いーんです。

♯ 1−6

f:id:flightsloth:20190305114144j:plain

 上とあんまり変わってないですね。なんでこの工程を分けたのでしょうかね。制作過程を載せるのってむずかしいな。下描き→完成。で、終わりだと味気ないものね。けどいいんです。いいんです。

♯ 1−7

f:id:flightsloth:20190305114200j:plain

 これは鼻を描き直してますね。鼻ってむずかしいです。鼻とか耳とか。いや口もむずかしいか。髪の毛もムズいし。むしろ髪の毛なんてあきらめてるしね。

 

♯ 1−8 完成

f:id:flightsloth:20190305113845j:plain

  軽くシャドウを入れて完成です。これまたいっこ前とあんまり変わってないですけど完成です。完成ということにしてください。いいんです。これでいいんです。

 

 

 で、楽しかったので二回目。

 

♯ 2−1

f:id:flightsloth:20190305114528j:plain

  今回はポーズにアタリをつけてみます。なんだか本格的です。わたしはしっかりとした骨格のデッサンとかできませんので棒人間が頼りになります。上のピンクのラインのような棒人間でポーズを決めます。けれど、場合によってはむしろしっかりとしたデッサンでないほうがいいような気もします。特に女性を描くときなどは骨格なんてあまり気にせずに、しなやかなラインだけイメージすればいいのではないかと。なんて、なにをえらそうに。おほほ。

 

♯ 2−2

 

f:id:flightsloth:20190305114522j:plain

 ほら、なんとなくでなんとかなるでしょ。これでいいんです。 ダマスカスブレードを愛でるように踊るように、というイメージです。マントも描きたかったのですが、この時点で諦めました。

 

♯ 2−3

f:id:flightsloth:20190305114514j:plain

  この段階がいちばん楽しいです。びよびよーってのびのび自由に描けます。ボディはバーサーカーボディを想定していますけど、コミックとか手元にないので全部想像。もちろんダマスカスブレードも想像。こんな感じだったでしょ、ってだけ。いいんです。ディテールなんて気にしないきにしない。

 

♯ 2−4

f:id:flightsloth:20190305114507j:plain

 背景をなんとなく。これはアプリに入ってるブラシでグランジといったかな。こういう質感で塗るだけでなんとなく様になったりします。おそるべしデジタル。 

♯ 2−5

f:id:flightsloth:20190305114500j:plain

  影も何となく。光の具合とかもしっかりわかってません。こんな感じでこんなふうな影になるかも、みたいな憶測です。

 

♯ 2−6

f:id:flightsloth:20190305114452j:plain

  ここが不安絶頂期ですね。何度かいってますけど、わたし、がっつり「描く!」みたいな感じじゃなくて、ゲームの合間だったり、寝る前だったり、ちょこちょこ描いてるんですね。なので雑に色塗った時点で放置しているとイメージも情熱もごっそり完全に逃げちゃうんです。逃げた大作は数知れずですね。いいんですけども。

 

♯ 2−7

f:id:flightsloth:20190305114446j:plain

  アリータ、監督がロバート・ゼメキスだとおもってましたが監督はロバート・ロドリゲスだったんですね。ゼメキスは制作・脚本、だったかな。

 ロバート・ロドリゲスといえば、厳つい顔がボコボコのメキシコ人がマチェット振りかざしているような映画を撮っている人、というイメージでしたが、こんなにもテクニカルな技術を要するようなCG映画もできるのですね。決してロバート繋がりで監督に抜擢されたわけでもなさそうです。確かにアクションにロドリゲス節があったようななかったような。

 

♯ 2−8

f:id:flightsloth:20190305114440j:plain

  ガリィといえば、ぽってりとした唇のタコ口と、すいぶん豊富な髪の量ですが(え、ちがう?)、映画アリータは残念ながらタコ口でもなく、髪の量もそれほどでもなかったです。

 

♯ 2−9

f:id:flightsloth:20190305114433j:plain

 

♯ 2−10  完成

f:id:flightsloth:20190305114427j:plain

  も少し色を馴染ませてダマスカスブレードのまだら模様を適当に描き込んで、さて完成です。完成ということにしてください。レイヤーの水増し感が激しかったような気もしますけど、いいんです。これでいいんです。

 

 ということで、もし最後までスライドしてくれた勇者のかたで、映画「アリータ」に興味あるかたはよければ映画館へどうぞ、という宣伝をしておきます。映画、なかなか良いですよ。それから、なにかリクエストあればこっそり教えてください。時間と熱量と心の余裕と情熱が重なれば、描かせてもらうかもしれません。

 

 それではこれにて、ごめんください。わたしはこれでいいんです。いいんです。いーんです。いぃんです。いーんです。ーんです。です。