ナマケモノの飛行訓練

記憶のすべてがかすんでみえる。うろ覚えでつづるひこうくんれん。

illustratorで絵を作成すること。#2

  前に書いたことの重複となるけれど、illustratorというソフトはベクターデータなので、ビットマップのデータよりもパソコンに負荷をかけずに、巨大なデータを作ることが可能となる。

 とはいえ、わたしは普段はA4サイズくらい、大きくてもA2、1くらいのサイズを扱っているので、極端に巨大ないし極小のデータを扱うことはない。

 

 とりあえず、ハタとおもいつき、今回はどれくらいの拡大/縮小率を扱って、作成できるのか試してみることにした。毎度のことで大した役には立たないけれど、後学のために。

 

3.13%

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 まず、アートボードをギリギリまで引き延ばしてみる。真ん中の部分がアートボード。リアルでいえば紙とかキャンバスということになるのかな。まわりの灰色が描写できない領域。床とか描いちゃうとお母さんに叱られる領域といえばわかりやすいでしょうか。

 ちなみに作業ウインドウもキャプチャしてみた。これがわたしの作業スペースとなっている。いくつかのウインドは、主に組み版や文字レイアウトで使うので、イラスト作成に必須というわけでもない。

 

 上記のサイズはモニターのプレビューサイズで3.13%に縮小されてクリップされたもの。で、アートボードのサイズが5769.65 ×5769.65 mm。これが最大の模様。つまり約5.7メートルまでは作成できる。これ以上のサイズはひとつのドキュメントでは作れない。

 

 とはいえ、5.7mはかなりでかい。A0サイズで841×1189mmで、プロッターなどロール紙はそれくらいが限界だったとおもう。菊四倍だとかいう版で2050mmが最大だったので、この画像を実際に出力するとなると、四分割くらいして入稿することになるのだとおもう。

 

 12.5%

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 それとも、5.7メートルのサイズを出力できる印刷機もあるのだろうか。いやいや、版サイズを、Adobe社のillustratorに印刷業界がわざわざ合わせているわけではあるまい。よくわからない。わたしはこんなに大きなものを作成したことがないのでまったくわからない。まあ印刷出力しないのでこんな疑問自体に大した意味はないのだけれど。

 

  ところで5.7メートルのサイズで描写するとなると、さすがにメモリとの戦いになってくる。わたしのmacのスペックはそれほどでもないので、メモリの限界でソフトが落ちたり、保存が長くなったりするのも面倒なので、このくらいなら耐えられるかな?という経験上の機能を駆使して作成していく。

 

 これからどんどんズームしていきます。

 

 33.33%

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 チヨちゃん瞳の奥にフロリック公爵がいます。チヨちゃんの線幅が14mm、フロリック公爵と朝顔の線幅がだいたい5mmくらいなので、まだまだでかいですね。サイズとしては1.2メートルくらいです。

 もっと細かく描きこみたかったのですが、時間もないしメモリも心配なので、これくらいのテキトーイラストになっています。

 

  100%

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 ここでプレビューサイズ100%になります。ナマケモノの向こうにチコ・マンキーくんがちょっと見えてきます。

 

400%

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 ナマケモノ登場です。今年のあじさいはやはり元気なさそうでしたね。

 

1200%

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 1200%です。マンキーくんの線幅が0.2mmくらいなので細いシャーペンで描いたくらかな。ここまでくると印刷が気になります。たぶんまだこのくらいならしっかりプリントされるとはおもうのですが、どうなんでしょう。

 

 

1600

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  ここまでいくと、間違いなく瞳の奥は出力されなさそうですけど、どうなのでしょう。いやおそらくダメだとおもう。空色のモヤモヤした感じになるだけだとおもいます。

 それとも、極小サイズをプリントできる出力機というものがあるのだろうか。現代技術を侮ってはいけない。

 そういえば、グーグルマップなんてどうやって作っているのだろうか。あれは比べものにならないほどにズームができる。もちろん専用のソフトがあるのだろうけれど。というか詳細地図なんてどうやって作っているのだろうか。まるで想像つかない。伊能忠敬が一万人くらいいるのだろうか。

 

17000%

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  いちまんななせんパーセント。一気にズームが跳ね上がる。くらくらする。実をいえばここまでズームできるようになったのは、最近のバージョンからなのだけれど、こんなに米粒に描くようなことを、誰が必要とするのだろうとは、ちょっとだけおもう。

  こうして、スクショしたり、データのままズームしたりすればまあ楽しめるかもしれないけれど、いまいち用途がつかめない。すごい不毛なことをしている気がする。そもそも出力前提でしか考えられないこと自体が、アナログ脳なのかもしれない。

 

64000%

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  超ちっさ。

 飛行機のイラストの部分はもう画像なのだが縮小率に耐えられないようで、なんだかボンヤリしている。

 タイトルの所のサイズが0.09mmくらい。やはり0.1ミリにも満たないデータを作ることに意味を見出せない。

 

 ということで、ズームにズームを重ねて、小さく1周年表明させてもらいました。

やんわり、テキトーに、自分に負荷をかけないように、この日記を続けていけたらとおもいます。

 

小さく祝う、

どこにも飛び立つことのない飛行訓練でした。