ナマケモノの飛行訓練

記憶のすべてがかすんでみえる。うろ覚えでつづるひこうくんれん。

ナマケモノの Wall of Death

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 またしてもサラさんの話題なのですがね。みなさんご存知の。

 いや、何度か取り上げているので、ここではもうあえて、“ご存知の”といわせてもらいます。

 

 というわけでご存じサラさんは激しいヘビィメタル/ハードロック教でもありまして、サブブログとしてそのての音楽ブログを綴っております。

 つまりはそこのヘッダ画像を作成させていただきました。わたし。

abcdefghijklmnopqrstuvwxyz.hatenablog.jp

 けっこう激しめサウンドのバンドレビューですので、興味の無いないかたは取りつきにくいかもしれませんが、そういうひとこそあえて、入門書として、また、コアなファン層のかたにも、ぜひ見て欲しいとおもうほどに素晴らしいブログでもあります。サラさんのビビットな語り口調はこちらでも相変わらずくせになります。

 

 そして、サラさんは友だちであると同時に、わたしにとってはネット世界での直属の上司(?)でもありまして、ある日、「やいなまケモノ、駄目人間達のWall Of Deathのヘッダを描け!」と、マゾっけのあるわたしにとってはとてもうれしい命令を下されたわけでした。(ウソです本当はすごいやわらかいひとです)

 

 そんな話が持ち上がった時分には、わたしとしてもありがたくも忙しい時期でしたのですが(←マゾ)、実はサラさんやさしいひとなので、ある程度ゆとりのある時間を頂きました。

 おかげで、空いた時間を見つけてはちょくちょく進められることができ、飽き性のわたしがことのほかじっくりと込み入った描き込みで作成することができました。

 なにより楽しかった!

 

 サラさんのご所望はシンプルでした。

 ・ブルズ・アイペイントの入ったレスポール

 ・群像

  *(ブルズアイ〜、わからないひとはサラさんのブログをのぞいてみてください。)

 

  これだけでした。これだけですが、わたしとしては構図を考えるテーマとしては充分でした。ビビッときました。なんだかスペースオペラ的なものが描きたいなぁと、すぐにおもいついたのでした。

 ほんとうはいろいろなブログの常連さんやロック史のスターなどのシンボルなどを取り入れもしたいともおもったのですが、それにはサラさんとの連携が必要かなとおもい、あまり忙しい身をわずらわせるわけにもいきませんので、わたしだけの脳内で展開された完全オリジナルキャラクターを描こう、という運びとなりました。

 

 というわけで、とても楽しかったので、ここでもすこし細かく紹介させていただきます。プロ妄想家中二病2.0のわたしとしては、当然、脳内妄想物語も展開していますので、そこも併せて紹介させていただきます。妄想全開ですご迷惑をおかけいたします。

  

 

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 ♯01 クローン型レプリカント“SARA”No.13(ボーカル)

 銀河系に秩序とサウンドをもたらすという伝説の「DAMENINGENピック」を求めて、銀河連盟によって創られたサラさんの超遺伝子を受け継いだ13番目のクローン。

 果てない宇宙を彷徨う末、銀河ビルボードでトップに君臨するスーパーモンスターバンド「Wall Of Death」と合流。以降、バンドはSARAをディーバとして迎え、ツインボーカルとなり、さらなる進化を遂げる。

 SARAのグロウルが伝説のピックを引き寄せる鍵となることがわかり、メンバーたちは全銀河を股に掛けた巨大ツアーを敢行することになる。

 

 

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 左から、オレンジのレスポール号にとりついているのが、

♯02 オールドトラッドボルト“ぼっちゃん” 

 WODの母船レスポール号に取り付いた稀少な寄生宇宙生命体。4歳。用心棒兼ペット。出会った当初は数ミリに満たないほどの極小生物だったが、WODのサウンドに反応して急激に成長する。ぼっちゃんの愛称でメンバーからマスコット的存在として可愛がられている。頭のボルトはレスポール号の予備パーツ。

 

♯03 アンプドキャット トガリ 

  アンプ型宇宙猫。音を食べる。ジョニーの相棒。レスポール号に接続されたトガリを介して、そのサウンドは銀河全域に響き渡る。第三の眼は音を見ることができる。視認した音を食べて耳(アンテナ)からサウンドを調整することもできる。

 

 ♯04 サウンドサイボーグ−M・H・R2型−“七本指”ジョニー(ギター)

  WODのギタリスト。宇宙一のギターテクをもつジョニーがサイボーグ化した姿。宇宙中の名だたるギタリストのプレイデータをダウンロードし同化させることによって、天性のアレンジ力とテクニックにさらなる磨きをかけた。7本指から繰り出されるそにテクニックは、レスポール号で出力され、聴力のない生物にさえそのサウンドを届けることができる。

 

 

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大きい方

 ♯05 モルマニュウム

 移動惑星ネムシに生息するネームシストラの王。WODのサウンドを聴くことにより星を食べて移動するネームシストラの生活を離れ、知古の友人モルダードライヴ とともに、銀河DMTVを(銀河ドラモルテレビジョン)を設立。以来カメラマンとして全銀河中にWODの演奏を届け続けている。

 

あたまに乗っているのが、

♯06 モルダードライヴ

 銀河DMTVの総合プロデューサー兼、DMレコーズエグゼクティブプロデューサー。ファンが高じてWOD専門の放送局とレコード会社を設立した元銀河長者番付ナンバーワンの大富豪。特にミストレス・Kを熱狂的に崇拝している。Kに首から上を捧げて以来、宇宙水牛の頭の骨を乗せているが、それは会社としての体裁を主とした、ただの飾りに過ぎない。プライベートではKに敬意を表すために頭は付けていない。

 

 

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 ♯07 ゴアデス “ランペイジ” プラーガ(ボーカル)

 泣く子も黙るWODのボーカル。腹部のコアから魂を吸収し歌に変える。その声量は銀河中どこに隠れていても響くほど。彼のグロウルを聴きたいがために魂を捧げるファンは後を絶たない。一度捧げた魂は永劫回帰時空間に捕らわれて繰り返し生まれ変わり永遠に彼の声となる。髪の毛は全ての機器に接続できる万能プラグに改造されている。

 

 

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左から  

♯08 スレンダーマン

 辺境の地球にも訪れたこともある宇宙人。人さらいという都市伝説もあるが実はそうではない。スレンダーマンは宇宙に平和をもたらす存在を探し求め、銀河ガーディアンズに加入させるためのスカウトマンなのだ。

 

♯09 キャシー

 類い希にみるテレキネシス能力をもった地球人の少女。その能力をもてあまし故郷では疎まれ施設に入れられていたため、スレンダーマンがつれだした。

 

 

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 ♯10 ミスターブレイン

 名前も身体も捨て、旧式の生命維持装置に脳だけを残した謎の男。WODのセキュリティリーダー。実は宇宙で三番めに喧嘩が強い。だが、現在はぼっちゃんに敗れて四番目となった。

 

 

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 ♯11 不死身のスペースザッパとファントムホース

 不死身のザッパは古の昔、竜の仔ラウに敗北した。その肉体の破片はいつしか宇宙に放出され、長い年月をかけて再生された。完全に記憶をなくし囚人惑星に収監されていたが、ヨーコと共に逃げ出し、やがて記憶を取り戻す。一度は故郷の星に帰るが相棒であるファントムホースを連れ出すとふたたび飛び立ち、スペースザッパとして銀河を飛び回る。

 

ネックの下側に取り付いている

♯12 スペースナマけもの

 ナナシ島の王グラグランからご褒美として宇宙旅行をプレゼントされ、WODのライブで夢のようなひとときを過ごす。あれは本当に夢だったのだろうか。

 

 

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♯13 ボー・ボー・ドゥー(パーカッション)

 惑星ボーの一族は鳥によく似ている。その六つの魂が終わるとき、ボーはボーボーと呼ばれる唯一無二の太鼓にメタモルフォーゼする。ガーは宇宙一のボーボー鼓奏者であった。その魂がボーボーになったとき、息子のドゥーは全てを受け継ぎ、ドゥーは宇宙一のボーボー奏者になったなった。

 

右下手前

♯14 銀河警察モトルー

  新米刑事モトルーはWODのライブにヨーコが来ることを嗅ぎつけた。若さと野心溢れるモトルーは観客に紛れこみ覆面捜査をはじめる。だがひとつだけ誤算があった。彼はWODのサウンドを知らずにいた。そしてはじめてそのサウンドを生で聴いてしまったのだった。

 

 

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 ♯15 ミストレス・K(ベース)

 ファンの間ではこういう言葉がある「ミストレス・Kのファンなら、なんでその首の上にはまだ頭が付いてるんだ?」 彼女はWODの中でもある意味特別なカルト的なカリスマ性があり、彼女のファンは“信者”と呼ばれている。彼女は頭以外に興味がなく、ファンはその精神を示すために彼女に首から上を捧げる。捧げられた頭は決して眠ることもなく彼女のベース音を永遠聴き続けるだろう。

 

 Kのうしろの首だけ

 ♯16 チコ・マンキー

 ナマけものと一緒にライブに出かけたチコ・マンキーはミストレスKのベース音を聴くやいなや、2秒で首を捧げたという。

 

手前、 

♯17 こばやしひろと

 普通の地球人だが宇宙一のHR/HMオタク。そのオタクぶりをモルダードライヴが番組で紹介すると一躍人気者となり、ついに念願のWODのライブに招待されたのであった。

 

 

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♯18 ウォール・オブ・パンテオン & かい・めんたろうくん(ドラム)

 めんたろうくんはもともと意志を持たない宇宙海綿体だった。暗黒物質のオリからできたそれは、あらゆるものを吸収し宇宙をさまよっていた。ある日、WODのライブ会場にそいつは襲いかかった。客の大半を吸収し尽くしてもWODのメンバーは演奏を止めなかった(虐殺と爆音のギグ.,宇宙歴10212088790)。やがてウォール・オブ・パンテオンをも吸収しようと近づいたそいつは、逆にパンテオンに吸収されたのだ。パンテオンの怒濤のドラムテクニックによりなぜか意志が目覚めたそれは、パンテオンの身体を宿主として共生することになる。いっぽうパンテオン暗黒物質を吸収し、さらなるウルトラテクニックを手に入れたのだった。

 

その下、みどりいろの肌

♯19 シドヴィーヴィ “ファニー” プラーガ 

 ゴアデス “ランペイジ” プラーガの実弟。もちろんWODの大ファン。このライブでこばやしひろとくんと知り合い、以後、無二の親友となる。二人がWODを凌駕するほどのパンクバンドを組むことになるのは、また別の話。

 

 

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 左から

♯20 スペーススーツHAKUTOに搭乗したフロリック伯爵  

 宇宙旅行に出かけたナマけものらに置いてけぼりをくい、落ち込んでいる姿を見かねたグラグラン王が、かつてのフロリック伯爵専用機“白兎”を一時的に時空間移動可能な仕様に作り替えた。かくして伯爵はWODのライブになんとか間に合うことができたのだった。

 

♯21 スペースちよちゃん

 「あたし音楽のことよくわからないけど、このバンドはけっこうすきよ。」(本人談) 

 

 

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♯22 宇宙盗賊 “バンデッド” ヨーコ

 ヨーコは80000の強盗罪、300の脱獄の罪で六つの銀河で追われている。ヨーコがいるところには砂金の一粒も残らないといわれている。「ヨーコのお眼鏡にかなわなければ真のリッチマンとは呼べねえ」これがモルダードライヴのかつての口癖だ。

 だが彼女はWODのライブでだけは一切の犯罪行為を犯さないという。チケットさえも自腹で買っていると、本人の口から聞いてもメンバーは誰ひとりとして信じなかった。スペースザッパがチケットセンターの行列におとなしく並び、チケットを2枚購入するのをミスターブレインが目撃するまでは。

 だがようやく伝説のピックを手にしたSARAの姿をみると、ヨーコの目の色が変わった。そこでメンバー達はヨーコの早業をはじめて目の当たりにしたのだ。メンバーの誰ひとりとして身じろぐことさえできなかった。

 こうして伝説のピックは奪われ、メンバーたちはヨーコからピックを取り戻すための、果てしない大冒険の第二幕は始まったのだった。今日も大銀河宇宙のどこかでWall Of Deathのサウンドは鳴り響き、そして鳴り止まない。

 

 

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妄想全開ご迷惑をおかけしました。