ナマケモノの飛行訓練

記憶のすべてがかすんでみえる。うろ覚えでつづるひこうくんれん。

観葉植物メモ

頻繁に顔をあわせるわたしの友人たち。

 

●トラディスカンティア・フルミネンシス・ラベンダー

こいつとは尤も仲が良い。

蔓状の細長い茎からアーモンド型の薄い葉がつく。葉は日差しのほうへ上に伸びてゆくが、ある程度伸びると、おそらく自重で下がり落ちる。鉢を吊しておけば葉は涼しげに垂れ下がる。深い緑色だが日光の加減で薄紫色にもなる。柔らかい葉をよく眺めると、葉脈はそれぞれまっすぐ伸びていて、毛細血管のような枝分かれはみらない。何かの本で読んだがこれは最も古代の葉脈の形状、だとかなんだとか。長く伸びたものをある程度の長さで切って、水につけておくとすぐに根が伸びてくるたくましいやつ。そうして増殖する。むしろそうしてやらないと、根元の部分からなぜか干からびてしまう。一度すべて枯れそうになってから復活を成し遂げたので、余計かわいい。

 

シェフレラ・コンパクタ

鉢付近は樹皮のような木肌をしているが、途中から青竹のような濃い緑の太めの茎になる。葉は、マリファナの葉(他の例えを知らない)のように5つか6つに別れている。葉の縁はギザギザではなく楕円形。ヤツデほど大きくはないがしっかりと厚みのある葉をつける。

 

アスパラガス マコワニー

おそらくこの種類。つぶれた植物屋のおやじがアスパラだといっていたから。

盛り上がって入り組んだ乾燥した脳みそのような太い根から、細い茎がランダムに伸びてゆく。葉をひらくまえの茎はまさにアスパラだが試しに食べてみたことはない。細かい線香花火のような葉を開く。今年、鉢換えの際、失敗したのかもしれない。やや元気がない気がする。

 

エバーフレッシュ

これはシダ。間違えなくシダだ。うんきっとそうに違いない。日光で葉が開く。夜には閉じる。葉をつける前の新芽のころは赤黒いような焦げたような不穏な色をしているが、すぐにもりもりと伸びてくる。茂った部分はある程度剪定してあげないとよくないらしい。1番の新参者で、冬を越せるかが心配である。

 

植物のことは詳しくない。まったく。

ここに記した情報はおおむね名前だけが正しくて、他は極めて私的な観察からきた感想にすぎない。けれど名前くらい覚えておかなくては、鉢換えや株分けで検索する術さえなくなってしまうので、ここにメモを残す。

他には、なにやらツブツブした小さな多肉植物もささやかに暮らしている。こいつらのたぐいはどうやら相性が悪いらしい。サボテンなど最も育て安いという世間の認識から、枯らすとよく飲み屋で笑われがちだが。そういう輩は決まって観葉植物になんて興味がないに違いない。サボテンはすぐ枯れる。