ナマケモノの飛行訓練

記憶のすべてがかすんでみえる。うろ覚えでつづるひこうくんれん。

ヒエラルキーの呪縛

雨だったので電車通勤。なんとなく聞こえてくる学生さんの会話、自分たちは「中の中」だとか「中の下」だとか言い合っていたので、なんだろうと耳を傾けると、彼らが話していたのは要するにヒエラルキーの話題で、それを聞いていたらなんだか懐かしい気分に…

長雨には蕎麦。

雨続きの週末。静かでひまな週末。 午後に髪を切ってもらって、それからいつもの蕎麦屋。いつものように板わさと日本酒を二合、十月でこの寒さ。もちろん燗で。サービスで漬け物も付けてくれる。特製のぬか漬け。それでもう二合。天蕎麦と、本日ははじめて頼…

浅はかな政治と浅はかなわたし

いまの人は選挙の投票基準に、「どうせなら勝てるところに投票したい」という意識があるらしい。自分の入れた票が少しでも政治を動かしているという証が欲しいらしい。本当かなぁ、と思っていると、つい先日もラジオであるていど若手の芸人さんも同じような…

野球がわからない。

社長がキヨミヤ某の話題を唐突に話しかけてくる。ヒロシマが〜、と続いていたのでどうやら野球の話題とわかる。 そういえばおじさんが「皆さんご存知の〜」という勢いで野球の話題をふってくる風景、最近はみかけないが子どもの頃はなんとなく不思議におもっ…

カズオ・イシグロの印象

カズオ・イシグロ、ノーベル文学賞を受賞。 わたしにとってのノーベル文学賞は、絶対にハズレのないものすごい作家さんを世界中から紹介してくれる賞、という位置づけで毎回期待しているイベントだったので、すでに知っていて、それも売れっ子の作家さんがこ…

中秋の名月

今朝、別々の靴を履いて出かけてしまった。こんなことは生まれて初めての経験だった。バイクに乗りそのまま会社に着いてから気がついたので、そこまで恥辱に悶えずに済んだ。とはいえ、地味に恥ずかしいし、赤とグレーの靴をちんばに履いている姿は、それな…

雨のち曇り、嘆き時々祈り

ラスベガスでの銃乱射事件、現時点で負傷者500名以上、死者58人。 はじめに思うことは、またか、という感想。それから、いったいどうして。なんのために。 怒りや悲しみだとかいう気持ちに至るには、あまりにも死者が多すぎる。まるで現実味が無い。代わりに…

つるりとした理想の社会

医師免許の無いひとがタトゥーを彫ったということで裁判にかけられて負けたらしい。それと、とんねるずがホモオダホモオというむかしのキャラクターを復活させたら、LGBTのひとが大層傷ついたらしく、ずいぶん叩かれているらしい。 近々に気になった話題がこ…

不思議の国のアリス症候群

大人になってからだが、この名称をはじめて聞いたとき、ストンと腑に落ちるところがあった。子どもの頃わたしはおそらく軽度な「不思議の国のアリス症候群」だった。 ルイス・キャロルがどうだったかは知らないが、物語のなかでアリスが不思議な薬を飲んで、…

忘れられないテキーラ

夕食にサーディンと椎茸のパスタをいただき、白ワインをひと瓶空ける。吞みたりないぶんはきのこの山の小分けパックをつまみにアサヒの350ミリ缶で埋める。バラエティ番組のさわがしい声を子守歌に舟をこぎ、戸外に聞こえる優しい雨音でなぜか目が覚めてしま…

読書という孤独、あるいは冥界。

今週のお題「読書の秋」 「秋だから本を読みたい」なんて衝動に駆られたことはないし、なにか本を読みたいなぁ、と思い、ぼんやり書店を物色していて、「そうか、秋だからか」なんて、時節の気づきを不意に噛みしめたこともないけれど、この「お題」という企…

今ではゲームといえばテレビゲームしかない。

今週は自分の仕事が少なかったので、雑用を済ませたり封入作業をして費やした。雨の日はゲームでもして過ごすのにうってつけだ。今ではオンラインゲームばかり。たまには誰かと会って違うゲームにでも興じたいものだ。友人と会うのは酒を飲む時でしかない。…

わたしにとってはトム・ハーディーが最大のオチだった。

「ダンケルク」を観て面白かったので、ネットでほかの人の感想をみてみたら、思いのほか賛否の意見が別れていてびっくりした。 戦争映画だけに、ミリタリーマニアのような人がいて、そういう人たちは実際使われた兵器がどれだけリアルに再現されているかが関…

ヒーローは物語のなか

なんでも映画「ワンダー・ウーマン」に主演のガル・ガドットというイスラエル出身の女優さんが、ガザ地区への爆撃を支持したらしく、叩かれているらしい。ヒーローにはふさわしくないからだろうか。それをいったらアメリカンヒーローを演じた俳優たちはみん…

仕事はもっとゆるくていい

「ポケモンGO」が労働者のストレスを軽減することが科学的に検証されたらしい。ネットか中釣り広告だったか、ニュースの見出しを見かけただけだったので、実際の事情はよく知らない。知らないといっても興味がなかった訳ではない。それ以上の食指が動かなか…

花粉症疑惑

8月の後半から喉が痛くて鼻水が止まらなくなったので、風邪かなと思っていたが、記憶をたぐってみると、どうもこの次期になるといつも同じ症状がでるので、もしかしたら花粉症じゃないのだろうかと考えている。 考えているだけで、毎度病院にも行かずに乗り…

今朝のことを強烈な出来事というのは、たぶん勘ぐりすぎ。

バイクで会社に向かう途中たまに寄るコンビニがある。そこは横浜在住ならご存じのドヤ街を道路一本挟んだところにあるので、まあ、なかなかの客層ではあるが盛況している。わたしは時々そのコンビニを利用する。 そこはいつも混でいる。レジ前で並んでいると…

今日は満月。月はみえないらしい。

気がついたら急激に夏は終わっていた。いつも季節の変わり目のスピードについていけずに体調を崩してしまう。 それはそうと絵を描きはじめてから、文章を書く時間がなくなってしまった。わたしはいつも忙しいと感じていて、やりたいことが多すぎて気がせいて…

泣ける〜

この間、作家の長嶋有さんがラジオで、「作家は登場人物を何時でも殺せる」といっていた。だから人が死ぬ話なんて書くものかと思っていたそうだ。人が死んで泣かせる物語が矢継ぎ早にリリースされていた頃のことだそうだ。 別にどうということでもないけれど…

絵が描けなくなって久しい

絵を描く力は失ってしまった。意欲といったほうが正しいか。いやそもそもそんなもの無くして久しい。思えば中学生に上がる頃にはもう無かったのかもしれない。小学校の頃が間違いなくピークだっただろう。 あの頃は絵を描くことが楽しくてしかたながなかった…

もし人工知能が人類を超え、人類に取って代わる存在になるならば、わたしはそこから居なくなってもかまわない。

なんでも中国の会話型人工知能が、会話を続けているなかで共産党をけなしだしたらしい。そのAIに、「きみの中国の夢はなに?」と訊いたら、「アメリカに移民すること。そのほうがとっても真実味がある」と答えたらしい。 いっぽうで、グーグルだかアマゾンだ…

子どものいじめを大人はとめられない。かもしれない。

夏休み明けの9月1日は、子どもの自殺率が非常に高いらしい。高いどころか断トツでトップといってたかな。原因はおそらくいじめだろう。学校へ行かずにいられる期間をやり過ごして、それから自殺してしまうかと思うと、ものすごく痛ましい。 つらいことを先送…

誰のせいそれはあれだ

8月は雨ばかりで、後半になってうだる暑さが戻ってきたので、反射的に『サマージャム95』をYouTubeで聴いていると、コメント欄に「これ20年以上も前の曲なんだ」というような、感嘆する意見が目にとまった。 それで思い出したのだが、むかしアルバイト先で、…

議論好き

インターネットをみていると、みんなあらゆる問題で激しい議論しているようだ。それはそうだ。それだけ人口が多いのだろう。近所の飲み屋と違う。どんな問題でも関心あるひとがいて、それだけ細かい意見の食い違いもあるだろう。 わたしはフェイスブックもツ…

拒絶しないで食べてほしいと思う

昼におにぎりを三つほど食べる。しらすと梅をあえた小ぶりのおにぎり。どうしてひとの握ったおにぎりはこうも美味しいのだろう。ただ塩を振ったただの白米でさえ、ただ握っただけで、どうして美味しく感じるのだろうと、いつも不思議に思う。ひょっとして隠…

近々の時事ネタで思ったこと(切り込まない)

さしたる意見も思想もなく、むしろ興味すらもそれほどなくとも、今現在でのニュースの一部を書き留めてみる。まったく切り込んでもみない不毛な思考。流れゆく今という概念を留める指標にはなり得るもの。こぼれ落ちる記憶のリハビリとして。何処にも飛ばな…

人見知りはずるい

人見知りはずるいと思う。「おれ/わたし、人見知りなんだよねー」というセリフは非常にずるい。それは免罪符だ。あらかじめそう表明をしていれば、初めて会った人と話す際、うまく話せなくても、話題が弾まなくても、お互い黙り込んでしてしまっても、この…

かつて怖かったもの

記憶は常にかすんでゆく。良いことも悪いことも。かつて怖かったものを思い出してみる。思い出さなければ、思い出さないから。何処へも飛ばない飛行訓練のため。 「まぜるな危険!」の文字 昨夜キッチンのシンクを掃除した。ゴミ受けのアルミのアミ(?)と…

宇宙へと飛び立つ自慰

弁証法というものがある。これは哲学用語だったか。対話によってより高次元の考え方を生み出すという方法。だったかな。あまりにうろ覚えの不確かな情報だが自分ルールにより検索はしない。 高次元はともかく、他者との会話のひとつの醍醐味ともいえるのがこ…

未来はそんなに悪くない、ってさ。

土曜日は自宅で牛のタタキと、ショウガを豚肉で巻いた料理を、安物の白ワインとビールでやっつけて、日曜日は前日の肉料理づくしで胃腸が疲れていたので、蕎麦屋へ行く。板わさとだし巻き玉子、それとわさび菜のおひたしを肴に日本酒を四合づつ呑み、それか…